ペアレントトレーニングとは?実際に参加して感じたこと~その1~

双子育児

はじめに

我が家には4歳の双子の息子がいます。

兄は幼稚園と療育を併用し、弟は発達がゆっくりなため現在は療育のみ利用しています。また、病院で作業療法(OT)や言語療法(ST)にも通っています。

発達が気になり始めた頃の私は、不安でいっぱいでした。

「どう関わるのが正解なんだろう?」「何をしてあげればいいんだろう?」「私の育て方が悪かったのかな?」
そんなことばかり考えていました。

療育に通い始めてから、勉強会や研修に参加する機会が増え、その中で出会ったのが「ペアレントトレーニング」です。

最初は名前を聞いてもよく分かりませんでした。

「親のための勉強会?」「関わり方について指導されるのかな?」
そんなイメージを持っていました。

しかし実際に参加してみると、想像していたものとは少し違いました。

今回は、私が実際に参加して感じたことや学んだことについて書いてみようと思います。


ペアレントトレーニングとは?

ペアレントトレーニングとは、子どもへの関わり方を学ぶためのプログラムです。

発達障害や発達がゆっくりなお子さんを育てる保護者向けに行われることが多く、療育施設や病院、自治体などで実施されています。

「トレーニング」という名前がついているので少し身構えてしまいますが、親を責めたり指導したりする場ではありません。

子どもの特性を理解し、より良い関わり方を学ぶことが目的です。

私自身、参加するまでは「何か特別な技術を学ぶのかな?」と思っていました。

でも実際は、日常生活の中で取り入れられる考え方や声かけを学ぶ機会でした。


私が参加したきっかけ

息子の発達が気になり始めた頃、私は周りの子と比べてばかりいました。

同じ年齢の子が普通にできていることが、なかなかできない。言葉が少ない。
指示が通りにくい。集団行動が苦手。

そんな姿を見るたびに焦っていました。

双子だからこそ比べてしまうこともありました。

同じ日に生まれて、同じ環境で育っているのに成長のスピードが違う。

頭では分かっていても気になってしまうんですよね。

そんな時に療育先からペアレントトレーニングの案内がありました。

少しでも息子との関わり方のヒントが見つかればと思い参加することにしました。


一番印象に残ったこと

ペアレントトレーニングで一番印象に残ったのは、
「できないことより、できていることを見る」という考え方でした。

親はどうしても心配になります。

だから、「まだできない」「ここが苦手」という部分に目が向いてしまいます。

私もまさにそうでした。

でも、できないことばかり見ていると親も苦しくなります。
そして子ども自身も自信を失ってしまうことがあります。

ペアレントトレーニングでは、小さな成功体験を積み重ねることの大切さを学びました。

どんなに小さなことでも、「できたね」「頑張ったね」と認めることが大切なのだそうです。


褒めることの難しさ

正直なところ、褒めることは簡単そうで意外と難しいです(笑)

私はつい、「次はこれもできるようになってほしい」と思ってしまいます。

すると褒める前に次の課題を考えてしまうんです。

例えば、靴を履けた。
本当はそこで褒めればいいのに、「じゃあ次は自分で片付けようね」と言ってしまう。

今思うと、息子からしたらせっかく頑張ったのに認めてもらえていなかったかもしれません。

ペアレントトレーニングを受けてからは、まずできたことを認めるよう意識するようになりました。

もちろん今でも完璧にはできません(笑)それでも少しずつ変わってきた気がします。


声かけの仕方も学んだ

もう一つ印象に残ったのが声かけです。

私は忙しい時ほど、「ちゃんとして」「早くして」と言ってしまうことがありました。

でも大人には伝わる言葉でも、子どもには分かりにくいことがあります。

例えば、「ちゃんとして」ではなく、「靴を履こうね」「おもちゃを箱に入れようね」
のように具体的に伝える方が分かりやすいそうです。

言われてみれば当たり前かもしれません。でも実際の子育てではなかなかできないんですよね。

そして褒め方にもポイントがあります。

「すごいね~」だけでなく、具体的に伝えることです。

・いつ ・どこで ・どのように褒めたか… ・その時の反応をみる。

ペアトレでは課題もあったので、実際に実践することができました。実践したことについて詳しくは、次の記事に書きたいと思います。


同じ悩みを持つ親がいることに救われた

私が参加して良かったと思った理由の一つは、同じような悩みを持つ保護者の存在を知れたことです。

発達の悩みはなかなか周囲に相談しにくいことがあります。周りには理解されないと感じることもあります。

でもペアレントトレーニングでは、「うちも同じです」「それ分かります」という声を聞くことがありました。

それだけで少し気持ちが軽くなったのを覚えています。

自分だけが悩んでいるわけじゃない。同じように頑張っている人がいる。

そう思えるだけでも救われました。


完璧な親じゃなくていい

私は今でも悩みますし、落ち込む日もあります。考え込むと、将来が不安になることもあります。

発達外来や療育の帰り道に考え、泣いてしまうこともあります。
「私が親じゃなかったら…違う未来があったのではないか」とまで考えてしまったこともあります。

でもペアレントトレーニングを通して、「完璧な親じゃなくていい」と思えるようになりました。

親も人間です。イライラする日もあります。失敗する日もあります。毎日笑顔でいられるわけではありません。

それでも子どもと向き合おうとしているだけで十分頑張っているのかもしれません。

私はそう思えるようになりました。


まとめ

ペアレントトレーニングは、子どもを変えるためのものではなく、親が子どもとの関わり方を学ぶための機会でした。

参加したからといってすぐに何かが劇的に変わるわけではありません。

でも、

  • できていることを見る
  • 小さな成功を褒める
  • 分かりやすく伝える
  • 一人で抱え込まない

そんな大切なことを学ぶことができました。

今でも悩みながらの子育てです。焦ることもあります。周りと比べてしまうこともあります。

それでも以前より、息子の小さな成長を喜べるようになった気がします。

親は子どもを育てているようで、実は子どもに育てられているのかもしれませんね。

これからも息子のペースを大切にしながら、一緒に成長していきたいと思います😊

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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