発達ゆっくりな息子が教えてくれたこと|比べないこと、小さな成長を喜ぶこと

双子育児

はじめに

我が家には4歳の双子の息子がいます。

兄のほうは発達も少しずつ追いつき、現在は幼稚園と療育を併用しています。

一方、弟は発達がゆっくりで、現在は幼稚園には通わず療育のみ利用しています。そして作業療法や言語療法にも通っており、成長ホルモンの治療も受けています。

ここまで来るまでには、たくさん悩みました。

「大丈夫かな?」 「この先どうなるんだろう?」 「みんなと同じようにできるようになるのかな?」

そんな不安を抱えながら過ごしてきました。

親になったら、子どもを育てる立場になると思っていましたが、実際は違いました。私は息子を育てながら、たくさんのことを息子から教えてもらっています。

今日は、発達がゆっくりな息子との日々の中で、アラフォーママの私が感じたことを書いてみようと思います。


周りと比べるのをやめるのは難しかった

同じ年齢の子を見るたび焦っていた

発達がゆっくりだと気付いた頃、私は周りの子と比べてばかりいました。

同じ年齢の子が話している。お友達と遊んでいる。先生の話を椅子に座って聞くことができている。集団行動ができている。そんな姿を見るたびにもやもやしたり焦ったりしていました。

「なんでうちの子はできないんだろう」 「何が違うんだろう」 「私の育て方が悪かったのかな」
そんなことを考えてしまい、落ち込んでしまう日もありました。

さらに、双子だからこそ比べてしまうこともありました。同じ日に生まれ、同じ環境で育っているのに成長のスピードは違います。頭ではわかっていても、どうしても気になってしまうんですよね。

周りの子だけではなく、兄弟同士でも比べてしまう。比較してはいけないことは頭ではわかっていますが、つい違いに目がいってしまい、親として反省することもたくさんありました。

比べても答えは出なかった

どれだけ比べても、息子の成長が早くなるわけではない、息子なりにゆっくりでも成長している。
周りと比較すればするほど苦しくなる。できないところばかり目についてしまう。

一人で悩んでいても解決することはできないと考えた私は、研修やペアレントトレーニングに積極的受けることにしました。

療育先でオンラインの勉強会があった際に参加したり、発達についての本を購入し知識を深めるようにしました。

また療育へ通う中で、ペアレントトレーニングに参加する機会がありました。
子どもへの関わり方や声かけについて学ぶ中で、「できないこと」ばかりを見るのではなく、「できていること」に目を向ける大切さを知りました。

もちろん、学んだからといって毎日完璧にできるわけではありません(笑)
それでも以前より、息子の小さな成長に気付けるようになった気がします。

ペアレントトレーニングについては、また別の記事で詳しく書いてみたいと思います😊


小さな成長がこんなに嬉しいなんて知らなかった

一歩の重みが違った

発達がゆっくりな息子を育てていて感じるのは、一歩の重みが大きいことです。

  • 言葉が増えた時
  • 指示が通った時
  • 目を見て反応してくれた時
  • 初めてできたことが増えた時

その一つひとつが、本当に嬉しいんです。他の人から見れば小さなことかもしれません。でも私たち家族にとっては大きな成長です。

療育の先生から、「今日はこんなことができましたよ」と言われるだけで嬉しくなります。家に帰って夫に報告することもあります。親バカかもしれませんが、その成長が心の底から愛おしいんですよね。

当たり前じゃないからこそ嬉しい

以前は当たり前だと思っていたことが、今では宝物のように感じます。

返事をしてくれる、目が合う、指示が通る、一緒に遊べる……。そんな日常の小さな出来事が特別です。発達がゆっくりだからこそ、この大切な光景に気付けたのかもしれません。

できないことに目を向けるより、できるようになったことを見る。それだけで気持ちは大きく変わります。

もちろん今でも不安になる日はあります。将来のことを考えて眠れなくなる日もあります。
でも、それ以上に息子の成長を感じられる瞬間があります。

小さな変化を喜べるようになったのは、息子のおかげです。


せっかちな私が、息子に「待つこと」を教えてもらった

親はつい急いでしまう

私は元々せっかちな性格です。常に優先順位は何かを考えたり、効率を考えて動いてしまいます。
だから子育てでも、「早くできるようになってほしい」「追いついてほしい」と思うことがありました。

療育へ通い始めた頃も、「もっと言葉が出てほしい」「もっと理解してほしい」そんな気持ちばかりでした。

親として当然の気持ちかもしれません。でも、その焦りは時々息子にも伝わっていたと思います。

子どもには子どもの時間がある

療育に通う中で少しずつ考え方が変わりました。子どもには子どものペースがあります。
大人が急かしても成長できるわけではありません。

花が咲く時期が違うように、子どもの成長にも個人差があります。
「息子は息子の時間で成長している」そう思えるようになってから、少し待てるようになりました。

もちろん今でも焦ることはあります。でも以前ほどではありません。

親が焦るよりも、子どもが安心して成長できる環境を作ることが大切なのかもしれません。息子は私に「待つこと」の大切さを教えてくれました。


完璧は難しい。私自身も成長させてもらっている

子育ては親の学びでもある

子育てって、本当に思い通りになりません。

本で読んだ通りにはいかないし、周りと同じでもありません。でも、その中で親も成長していくんだと思います。

私は息子を通して、たくさんの大切なことを学びました。

  • 周りと比べないこと
  • 子どものペースを待つこと
  • 小さな成長を全力で喜ぶこと

きっと息子がいなかったら、気付かなかったこともたくさんあります。

悩みながら、迷いながらでいい

私は今でも悩みます。落ち込むこともあります。発達外来や療育の帰り道に考え込むこともあります。

「私が母親じゃなかったら、息子はもっと違ったのかな?」とまで考えて泣いた日々もあります。
前向きに物事を捉えようと心掛けていても、将来への不安がゼロにはなりません。

でも最近は、「完璧な親じゃなくていい」と思えるようになりました。

親だって初めてのことばかりです。悩みながらでいい、迷いながらでいい、少しずつ成長していけばいい。そう思えるようになったのも、息子のおかげです。


まとめ

発達がゆっくりな息子との毎日は、決して楽なことばかりではありません。

不安になる日も、悩む日も、周りと比べて落ち込んだこともたくさんありました。

それでも息子は私に大切なことを教えてくれました。

比べないこと。待つこと。小さな成長を喜ぶこと。そして、完璧じゃなくてもいいということ。

親は子どもを育てているようで、実は子どもに育てられているのかもしれませんね。

これから先も悩むことはたくさんあると思います。
でも、息子なりのペースを大切にしながら、一歩ずつ成長を見守っていきたいと思います。

そして私自身も、親として少しずつ成長していけたら嬉しいです😊

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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